我々はまだ生きている

妙な雰囲気のメディアを通して、どこかしこから「日本のW杯は終わった」とかいう声が聞こえてくるけど、まだまだ終わってなんかいませんよ。いくらブラジルが相手とはいえ、可能性が残っているというのに諦めてしまったらそこで終わり。シュートを打たなければゴールが生まれないように、勝利を信じることすらできなければ勝てるわけがありません。世界中の誰の目から見ても、ブラジルの実力が日本の遥か上にあることは明らかで、だからこそ「勝ちたい」という気持ちくらい相手を上回ることができなければどうしようないと思うのです。半信半疑な気持ちなんていりません。どうせ、引き分けを狙って引き分けられる相手じゃないのだから、余計な雑念がなくなったことでかえってスッキリしたというもの。ブラジルに2点差以上つけて勝つ!強い気持ちを持って挑むだけです。この逆境の中で、勝利の女神はきっと我々に微笑む。それだけを信じて。
我々はまだ生きている。現実に生きている。いつか死ぬかも知れないけれど、今はまだ生きている。生きているならばやるべきことがある。我々はまだ前に踏み出すことができる。