長居


水曜日、仕事帰りに長居に行ってきました。セレッソvsベルデーの試合。勝ち点30で並ぶ6位と8位の一戦です。独走状態の札幌は置いておいても、2位-3位に滑り込むためにはお互いにどうしても負けられない順位にあります。その空気に感づいたか、平日にしてはまずまずの入り様。ホームゴール裏に腰を降ろしての観戦となりましたが、なかなかの熱気でありました。対岸のベルデーも少なくみても50人はいました。すごいじゃん、ベルデー。
  
試合のほうは、前半はセレッソのペース。ところが、どういうわけかFWの駒が足りないセレッソは、せっかくのチャンスをシュートまで持っていくことができません。そうこうしているうちに数少ない決定機をフッキに決められて、なんとなく前半を0-1で折り返す。後半に、鮮やかなバックヘッドのオウンゴールで追加点を献上すると、守りを固めるベルデーに成す術のなくなるセレッソ。そこで、反撃のために中盤で機能していたゼ・カルロスを前に上げてなんとか点を穫りに行こうとするも、逆に中央がスカスカになってボールの支配すらできなくなりました。10番を背負う韓国人はポストプレーもできず、シュートも打てず、周りを生かすこともできず。まあ、これが全てでしょう。古橋や苔口あたりの頑張りは見えたけど。
結果は0-2で敗戦。よそのチームとはいえ、ベルデーに負けると胸くそが悪いですな。名波や泰成がベンチ入りせず、フッキや船越や海本や土屋がスタメンで、あれいったいどこのチームだよ?てな感じもしましたが。前の座席にはうるさい戦術親父が90分間ボヤキっぱなし。「走れ走れ、上がれ上がれ」って、前半のうちからそんなに飛ばしたら後半にエンストしちゃうよ。「水飲む暇があったら走れ」って、あんた昭和かよ。あーあ。
シュートは打たなきゃ入らない。当たり前のことですが、ミドルから積極的に打っていこうよ。これ、本音としては東京に言ってるんだけどね。土曜日はそんなアグレッシブな戦いを見せてもらいたいもんです。