鬼門を打ち破った！

鹿島 1-2 東京
鬼門のカシマスタジアムでリーグ戦初勝利！もちろん勝利を信じていたけれど、その瞬間に立ち会えなかったことが残念です。これからは鬼門ではなく喜門と呼べるようになればいいなと。
前半はペースを握れずに終始鹿島が圧倒。マルキーニョスのキープ力が小憎らしいくらいに効いてました。時折みせる東京のカウンターも単発で、後手後手の展開に。先制点の場面ですが、今ちゃんがすっ転んだときに田代の手が肩に掛かっていたから、てっきりファウルかと。…しかし笛は吹かれず、決定的な場面に。土肥ちゃんのビッグセーブの連続も実らず、マルキーニョスに決められてしまいました。その直前にリチェーリの不運なイエローがあったりしたので、なんだか嫌なムードのまま前半を終えます。ところが後半に入ると、東京はいつも通りエンジン全開の快スタートを仕掛ける。いきなりサイドから抉って福西のシュート（惜しくもポスト）をお膳立てしたかと思えば、ルーカスの際どいゴロシュートなど、流れをぐぐっと引き寄せに掛かります。同点に追いついたのは、なんとセットプレーから（笑）。過度の期待をせずに迎えたコーナーキックの折り返しを、ルーカスがあっさりとダイレクトボレーで決める。まずは同点。その後も東京の攻勢は続き、｢そろそろ決めておかないと｣と思い始めた後半11分に、なんと再びコーナーキックからのこぼれ球を、規郎が左足一閃！地を這うタイガーショットがゴールネットに突き刺さり、逆転！
正直なところ、終盤は鹿島のフレッシュなメンバーに苦戦しっぱなしで、あわや同点というPKのピンチも凌ぎきって試合終了。カシマスタジアムでのリーグ戦初勝利を手にしたのでした。
問題のモニのファウルの場面ですが、スカパー！の録画をコマ送りにして見ても非常に微妙な判定。アーリークロスに反応したモニと岩政が出会い頭にぶつかって両者ともに転倒。確かに岩政のほうが下敷きでしたが、審判によっては逆にジャッジしてもおかしくないプレーでした。百歩譲ってモニのファウルだとしても、さすがにイエローは無いですよ。