平等院鳳凰堂

宇治に行ったので、平等院に立ち寄りました。十数年前の修学旅行で来たことがあるような無いような。当時の興味の範囲内ではその程度の記憶。

10円玉の模様で有名な平等院鳳凰堂、正式にはもともと阿弥陀堂と呼ばれていたそうな。平成16年1月から「平成大修理」と称して、鳳凰堂の内部は拝観できませんでした。鳳凰堂の周りも工事の足場だらけ。代わりに「平等院ミュージアム鳳翔館」という展示施設があって見学。この大規模な修理は19年9月までで、それまでの間は阿弥陀如来像の頭上を囲う天蓋(国宝)が外されており、展示されています。自分が生きているうちにもう二度と見ることはできない貴重な機会でした。
平等院鳳凰堂平安時代に藤原頼道が建立した世界遺産です。当時の乱世において極楽浄土を現世に実現させようとつくられました。当時は朱塗りの概観に、金色の鳳凰、堂内の天井や小壁は、色鮮やかな宝相華を主とする文様で埋め尽くされ、柱にも天衣を翻して舞う天人や楽を奏する天人、飛び立つ鳳凰、唐草文様などが色鮮やかに描かれていたそうです。これがどこまで再現されるのか(あるいはされないのか)わかりませんが、平成大修理完了後に再び訪れてみたいと思いました。
京都にある17の世界遺産のうち、ようやく6箇所を訪れることができました。まだまだです。
○二条城
清水寺
・東寺
西本願寺
延暦寺
高山寺
金閣寺
銀閣
龍安寺
天竜
醍醐寺
仁和寺
西芳寺(苔寺)
・上鴨神社
下鴨神社
宇治上神社
平等院