流しそうめん


今年の夏は「流しそうめん」をやろうという話が持ち上がり、裏山から竹を伐り出してきて「流しそうめん台」を作りました。我が家のこの夏休み最大のイベントです。
 
まずは、約5mの長さにした青竹をナタと金槌を使って半分にします。「竹を割ったような」という言葉の例えがありますが、その通りいとも容易く真っ直ぐに割れました。工作好きの子供たちもお手伝いをしていますが、今回の作業の大半はお義父さん。…お疲れ様です。

真っ二つにされた青竹の中は瑞々しくてとても綺麗でした。竹には節がありますのでこれを抜いていきます。途中でそうめんが引っ掛かったりしないようにノミを使って丁寧に削ります。

さらに仕上げとして、怪我をしないように細かいささくれを削って完成。それではセッティング。
 
そうめんは最終でザルに受けるようにし、受け側に氷を張り、それを循環させて流水が常に冷やされるように工夫をしました。500円で買ってきた洗濯機用の循環ホースを使うというアイデア
 
いざ開始。最初のうちは流れるそうめんをなかなか上手に捕まえることができなかった子供たちですが、徐々にコツを掴みながら楽しくやっていました。実際にこうして自分たちで加工した青竹を使って流しそうめんを食べたのはもちろん初めてですが、とても風情があって良いものでした。
  
美味しい、美味しい!と十分に喜んでお腹いっぱいになった後は、おじいちゃん&おばあちゃん、パパ&ママのために二人が順番で流す係をやってくれました。
 
実はこれが一番面白かったみたいで、次から次へと夢中でそうめんを流してくれました。「もーいいかい?いくよー!」、「もーいいかい?いくよー!」。ちょちょ、ちょっと待って、ペース早いよ!椀子蕎麦じゃないんだから(笑)
…というわけで、明日も従兄弟ほかチビッコが大勢くるのでまたやります。かなり楽しかったです。