重慶

東アジア選手権が開幕。
この大会の結果そのものには何の期待もないのですが、W杯予選突破に向けて岡田体制の骨子を組み上げるためには貴重な「テストマッチ」です。与えられた準備期間はもう僅かなので、一戦たりとも無駄にはできません。加地を左で使うなんて選択肢は次は無いでしょう、きっと。右がみんな良い選手だからこその贅沢な試みですが、この時期にその可能性にこだわり続けるのは危険。4バックで1ボランチっていうのも最終予選に近づいてきたら通用しないような気がしています。羽生と今野に関しては、このチャンスを確実にモノにして欲しいと願う一方で、やはり怪我なく無事に帰ってきてくれることを一番に祈ってしまいます。この辺は複雑な思いです。対戦する相手が相手ですし。
 日本 1-1 北朝鮮
チョンテセはやはり良い選手ですね。我々は昨年の多摩シコで身を持って思い知らされましたし。前田の同点ゴールで何とかドロー。いくつかのトライができたことと、いくつかの課題が見えたのは良かったんじゃないでしょうか。最低限負けることも無かったですし。
それにしても重慶。4年前と全く変わらない君が代人気と試合中のブーイング。ある程度の予想はしていたので前回ほどの衝撃はありませんでした。ただ、それと同時に昨年末のクラブW杯で日本の某チームサポーターが似たようなブーイングを繰り広げていたのを思い出し、そういうのが世界に配信されるということは結構恥ずかしいことだなと客観的に思ってしまいました。片方側の気持ちは少しくらいならわからなくもありませんが、人のフリみて我がフリ直したいですね。