逆転負け

東京 2-3 川崎
大阪のインフルエンザ騒ぎでバタバタしてまして、久しぶりの更新です。ちょいと体調も崩していたのですが、いわゆる「新型」ではなくひと安心です。
さて、そんな世の中の状況からしたら、関東版の「インフルエンザダービー」と呼ばれてしまいそうな今回の多摩川クラシコ。はっきりしない天候にもかかわらず、たくさんのお客さんが入りましたね。スタンドにはマスク姿も見受けられ、確実にその影響はあったでしょうけど。
試合は、2試合連続完封中の東京が安定した守備からゲームを支配して、今野らしさの光る先制点と、絶好調の石川による地を這うような素晴らしい追加点あり2-0とリード。久しぶりにコーナーキックから点が入ったことは猛練習の成果だろうし、今後の自信に繋がるでしょう。怪我で離脱しながらも早くもシーズン6点目となる石川に至っては、賞賛を贈る以外にありません。この好調の波に乗せられて、カボレが上昇のきっかけを掴んでくれることを期待しています。
ここからは愚痴モード。あの展開で不用意なファウルを犯してしまったブルーノのプレーは決してほめられたものではないし、状況を振り返ってチームで反省して欲しい。たとえ、それがエリア外のファウルであったとしても。言うまでもなく審判は糞だが、得点機会阻止のレッドは正当であろう。同点の場面も、確実にボールへ行ったプレーをファウルとされ、早いリスタートから得点を奪われた。糞なジャッジに対して詰め寄るのであれば、冷静な目を持った誰かがリスタートの危険性に備えて確実にボールのケアをしていなければならなかった。その後に逆転。少なくとも我々はリードしていたのだから、もっともっと大切に時間を使って良かったのかも知れない。
いつでも審判が正当な笛を吹いてくれるとは限らない。だからそれだけを言っても成長は何ひとつ見込めない。ひとつひとつの状況下、逆境の場面、これらの経験を糧として、よりしたたかで強い東京を目指していって欲しいです。ある意味、この悔しいゲームがクラシコで良かったじゃないですか。東京は絶対にもっと強くなります。8月には確実にリベンジといきましょう。