カマタマーレ

週末の天皇杯、我々にとって初戦の相手はカマタマーレ讃岐。今野、長友、石川、徳永の4人を代表で欠く東京ですが、フレッシュなメンバーで挑めるぶん、かえって油断などせず全力で迎え撃つことができるのではないでしょうか。なんて書くと、単なる代役ではないレギュラー級の実力の選手たちに失礼な言い回しかも知れませんが。
一方のカマタマーレですが、10/8(木)に地域リーグの最終節を戦います。相手は勝ち点1差で追う首位のヴォルティス2nd。正直、現時点では天皇杯のことなど眼中にないかも知れません。勝てば地域リーグ決勝大会に進出。Jリーグ入りを目指すカマタマーレにとって、1年の集大成となる大事な大事な一戦です。頑張れカマタマーレ。とりあえず、こちらとしては日程的なアドバンテージまでいただいちゃうようです。ありがたや。
羽中田さんのサッカーについては、監督就任直後に放映された「情熱大陸」の印象が強く残っています。開いた「逆サイド」のスペースへの展開をセオリーとする現代サッカーに反して、あえて「同サイド」にこだわった独特の戦術論を語っていました。2年目のシーズンでそれを具現化できているか、はたまた全く方向性を変えた状況にあったサッカーを目指しているかはわかりませんが、きっと志向の高いサッカーを思い描いているのだろうと思います。願望もありますが、羽中田さんはそうであって欲しいなと思うのであります。