東京都花粉症対策本部

■花粉症対策でスギ植え替え計画 東京都の募金運動

[東京 3日 ロイター]
毎年、春がめぐって来るたびに大勢の日本人を苦しめる花粉症。東京都は対策として、花粉をたくさん発生させるタイプのスギの木を新しく植え替える計画を進めており、その費用として都民に寄付を募っている。
多摩地域の森林にあるスギの木およそ180万本を伐採し、花粉の少ないものに植え替える。1本あたり1500円かかるそうだ。完了には今後10年間、計30億円かかると予測されている。
第二次世界大戦後に行われた植林計画が、日本で花粉症問題が激化するきっかけとなった。放置された杉林が原因で人々が涙目になって苦しんでいることに当局が気づいたのは、あとになってからだった。
昨年、石原慎太郎知事がはじめて花粉症になったこともあり、東京都は積極的な対策に乗り出している。

4月1日付けで、東京都花粉症対策本部のホームページも公開されました。
素晴らしい!感激して涙が。もちろん都民ならずとも寄付しますとも。大阪に住んでいるいまがどうこうではなく、将来的にはそちらに戻る予定ですし、現在の計画では効果は10年後以降になりますが、これが早まったり、全国に波及することになれば喜ばしい事この上ありません。
東京都では、昨年までに立てた具体的な対策として「木造校舎」や「木造ガードレール」を積極的に採用。杉を伐採して、公共設備にできるだけ取り入れていく方針。杉を伐採した後に、花粉をあまり飛ばさない新種の杉を植林していきます。東京都に追従して、埼玉県も秩父あたりの杉のジャングルをどうにかして欲しいもの。関西でいえば、高知の杉とか。
この苦しみは花粉症になった人しかわからないでしょうけどね。

■募金方法■
[銀行振込] みずほ銀行 立川支店 普通1112074
  (財)東京都農林水産振興財団 「花粉募金
みずほ銀行都内各支店の窓口から入金する場合は、振込手数料が無料になります。)
 
[郵便振替] 口座番号00110−4−501613
  (財)東京都農林水産振興財団
(※通信欄に「花粉募金」と、ご記入下さい)