バーベキューと交通事故

味スタを北に2キロ、野川公園でバーベキューをしてきました。大学のときの友達で集まっての恒例行事なんですが、毎年欠かさずやってます。冬に鍋パーティになったりするときもありますが。こうやって年に1〜2度だけでも、気の合う仲間とワイワイやれることを幸せに思います。大阪に越してからは中々大変な部分もあるけれど、夫婦共通の友達ということもあって気がねなくできますし、本当に良い関係が続いているので誰かが結婚すればメンバーが増えていきます。最近は子供もかなり増えてきました。出会ってからかれこれ15年、大切な一生の仲間です。バカばっかりだけど(笑)
さて、野川公園なんですが、実は公園の中に入ったのは小学生のとき以来。実に22〜23年ぶり。もちろんバーベキューは初めて。幹事だったんで、大阪からバーベキュー場を予約したんですが、GWということで結構混んでましたね。天気も良くて最高でした。連休中は5/7まで満員だそうです。学生の頃から比べると、酒やビールの量は減り、肉のグレードはかなりアップ。遼介なんかは大人顔負けに食べまくってました。そりゃ子供でも美味い肉はわかるよね。食べ終わったら、休む間もなく芝生でボール遊び。子供の無限の体力には本当に驚かされます。
午後になり、皆でくつろぎながら談笑している時に事件は発生。遼介と杏樹が相変わらずに仲良く遊んでいて、5メートルくらい先でボールを蹴りあっていました。近くに自転車も通れる遊歩道があって、「飛び出しちゃダメだよ」と言ってるそばからボールが転がって…。飛び出そうとする杏樹の先に家族連れの自転車が!「危ない」という私の声にビックリして杏樹は立ち止まり、自転車もゆっくりと止まってくれました。ホッと胸を撫で下ろした瞬間、再びボールを追いかけ始めた杏樹の目の前に、家族連れの陰から小学生の自転車が猛スピードで現れました!「ガシャン!!」…激突!
思い切り突き飛ばされてコンクリートに叩きつけられました。今でもスローモーションのように脳裏に焼き付いています。頭を強く打ち、すぐに泣き叫ぶ杏樹。相手の小学生は2〜3年生くらいの男の子。「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝っているものの、娘のことが心配でそれどころではない。目立った外傷はなく意識もハッキリしていましたが、かなり痛がって頭を押さえています。打ちどころが悪かったら大変なことになると思い、安全のために救急車を要請。救急車を待つ間に杏樹は腕の中でスーっと寝てしまいました。すぐに救急隊員がやってきて、杏樹を診察。意識を確かめようと呼びかけても全くの無反応。一瞬ドキっとしましたが、お腹がいっぱいでちょうどお昼寝の時間帯ということもあり、泣き疲れて熟睡してしまっていただけでした。怪我も睡魔には勝てず。
結局、武蔵野日赤病院に運ばれて、レントゲン検査も含めて異常なし。念のため、本日は様子をみてくださいということ。ああ、よかった(泣)。一瞬でも娘の周囲に気を許してしまったことを親として深く反省していますが、これで子供達が「飛び出し=怖い」と認識するようになればとも思っています。杏樹を待っている間、遼介も「あーちゃん、大丈夫なの?あーちゃん、痛かったよね…」とすごく心配をしていました。本当に優しいお兄ちゃんだと思います。遼介にとっては、自分の目の前で妹が撥ねられたのですから、ショックもあったのでしょう。妹が帰ってきてからは、本当に嬉しそうでした。これから将来、二人の身に二度と事故が起きないようにと、心から願うばかりです。