サッカー殿堂

サッカーダイジェストの読者投稿欄に「キャプテン翼をサッカー殿堂入りさせてほしい」、こんな投書がありました。真面目に考えるのもあれなんですが、いや、面白いなと思ってしまいました。
現在Jリーグで活躍する選手の多くは、キャプテン翼にあこがれてサッカーを始めたという選手が多いですし、ジダントッティでさえもキャプテン翼を見てサッカーをはじめたといいます。キャプテン翼がなかったら、日本にJリーグが誕生することもなかったでしょうし、ワールドカップが日本で開催されることなど夢物語だったろうと思います。
日本サッカー殿堂は、2005年に創設されていて、以下の選考基準で当面は毎年2回程度選出されます。

選手の部
・日本サッカー界に永年にわたり、顕著な貢献をした者
・満60歳以上(選考時)の者(物故者は除く)
委員会推薦(特別表彰相当)
・プレーヤー以外で、顕著な貢献をした者
1964年以前に顕著な活躍をしたプレーヤー
日本サッカー協会歴代会長

キャプテン翼が週間少年ジャンプで連載開始になったのは1981年なので、当時小学5年生だった翼くんは現在は35〜36歳ということになります。…満60歳以上という選考基準には程遠いですが、プレーヤー以外で顕著な貢献をした者という意味では資格充分でしょう。一般的に考えれば、原作者の高橋陽一さんその人こそを候補に上げるべきかなとも思いますが、主人公である翼くんを殿堂入りさせるほうがスマートで気が利いているように思います。
海外のサッカーファンが「JFA大空翼を殿堂入りさせたらしいぜ!」なんて話しているのを想像すると、なんだかとても楽しいじゃありませんか。
そういえば、小学生の頃はスカイラブハリケーンの練習とかよくやりました。若島津くんの三角蹴りの真似して、ハンドボールのゴールを倒しちゃって怒られたなぁ。