ベッカムカプセル

2002年W杯直前に骨折をしたベッカムが、脅威の回復力を見せ復帰したことで有名な酸素カプセル、通称ベッカムカプセル。出張先で偶然に実物を目にしました。その名もオアシスO2
高い気圧の中で酸素を浴びると、血液中のヘモグロビンを通してではなく、細胞に直接酸素が行き渡るため、細胞が活性化して疲労回復するというしくみ。大きめの寝袋に頭まですっぽりと入るイメージで、カプセルの中では寝返りもOK。顔の前には透明の覗き窓がついています。気圧が上がるので耳がキーンとしますが、水泳の要領で耳抜きを勧められます。うまくできないので、唾を飲んだら平気になりました。ここから通常は40〜50分間を過ごし、高気圧の中で通常よりも多くの酸素を体中に取り入れます。残念ながら私はここでおしまい。でも、面白かったですよ。ドラゴンボールに出てくる宇宙船の回復カプセルみたいでした。
ベッカム以外では、あのハンカチ王子の斉藤くんなんかも疲労回復の目的で使っていました。早実のほかにも、プロ野球では日ハムや楽天、大相撲では白鵬も導入しているんだとか。怪我人続出の東京には、小平にぜひとも導入してもらいたい設備です。