バンディオンセ神戸

2006.11.2 テレビ放送予定についてのお知らせ  (バンディオンセ公式)
この度、NHK総合番組“ウィークエンド関西(関西地域のみ)”内のスポーツ情報にて「天皇杯J1チームに臨むバンディオンセ神戸」が放送されます。
【日時】 11月4日(土)7時30分〜8時13分

・・・というわけで、簡単にまとめました。
これは、関西在住青赤のつとめでしょう。
 
 
兵庫県代表のバンディオンセ神戸は、JFLのひとつ下の組織、関西リーグに所属しています。去年の4月、セントラル神戸というクラブが母体となって結成されました。選手の数は24人、そのうち11人が元プロの選手。チーム名の由来は、スペイン語のバンディード(山賊)+オンセ(11)を組み合わせた造語。地元である六甲山をイメージしてのものだそうです。
  
先月8日の天皇杯3回戦では、J2の横浜FCと対戦。0-0で迎えた後半39分に先制点を奪って、そのまま試合終了。プロを破る快挙を成し遂げました。(この吉沢の決勝点、2列目左サイドからスルスルと抜け出してクロスにあわせた綺麗なゴールですね)
  
マチュアのクラブチームにとって、練習グラウンドの使用量や遠征の費用など、運営費をどうやって集めるかは大きな問題。そこで、チームと同じ名前の会社を作って、中古車販売を始めることに(チームが先で、中古車屋が後なんですね)。午前は練習を行なって、午後に中古車を販売。売上はチームの活動資金になります。

FWの西村選手は営業の担当です。この1年半で25台の車を売り、およそ700万円の売上をあげました。サッカーで勝ってチームの名前を広めることが、営業の力になるといいます。
 
チームの収入を支えるもうひとつの柱は、サッカースクール。生徒は幼稚園児から中学生まで、およそ150人。天皇杯の3回戦で横浜FCを破った直後には、20人もの子供たちが体験入部に訪れたそうです。コーチを務めるDFの神崎選手は、川崎フロンターレを解雇されてバンディオンセ神戸にやってきました。横浜FCに勝ったときの話を子供たちにしたときに、その話を聞くときの子供たちの目の輝きに心を奪われたといいます。「子供たちの期待に応えるために頑張りたい!」、・・・だそうです。

明日、天皇杯の4回戦でFC東京に挑むバンディオンセ神戸。勝てばベスト16に進出。チームにとって、そして子供たちにとっても大切な試合になります。・・・と結んでおしまい。