旭山動物園その2
まずは定番のあざらし館。
もっとも混雑すると聞いていたので真っ先に駆け込んだのですが、その甲斐もあって巨大な円柱水槽を往復するアザラシと何度も対面できました。「ようこそー」とでも言っているかのように、こちらに向かって愛嬌を振りまいてくれました。好奇心の強いアザラシは、人が円柱水槽を覗き込んでいるのをみて、逆にその姿を観察するかのように寄ってくるのだそうです。ほお、面白い。
続きまして、ほっきょくぐま館。
ホッキョクグマがこんなに活発に泳いでいる姿を見るのは初めて。水槽の外側から眺めていると、ザブーン!と飛び込んできます。これは、人がガラス越しに水面から顔を出すのを見て、主食であるアザラシが頭を出したのと勘違いして飛び込んでくるのだそうで。肉球が気持ちよさそう。
子供たちがとても喜んでいたのが、ぺんぎん館。
水中トンネルでは360度の角度から泳ぐペンギンを見ることができます。見上げるとそこには空飛ぶペンギンの姿が!これは大人も面白い。
もうじゅう館。
こちらの目玉は、ぐうぐうと寝ているユキヒョウ。夜行性なので昼間は寝ていて当然なのですが、来園者より頭上に位置し、常に自分が優位な立場にいられる風通しが良い金網の上は彼らのお気に入りの場所なんだそう。なるほど。
おらんうーたん館。
地上17mの空中散歩が観られます。最初はジっとして動かなかったオランウータンですが、しばらくするとゆっくりと鉄柱を上り始め、マイペースな綱渡りをみせてくれました。握力が400キロもあり、性格が非常に慎重なオランウータンは、必ずどちらかの片手はロープに摑まっていて、あれだけの高さでも決して落ちる心配はないのだそうです。