秋の味覚狩り

収穫の秋ということで、子供と一緒に季節感を体感すべく、奈良にある農業公園「信貴山 のどか村」に行って来ました。
広さ約40haの大自然に囲まれた農業公園で、鮮やかな緑が一面に広がる芝生公園、色鮮やかなフラワーパーク、フィールドアスレチックに展望台、釣り池や体験農場、そしてなんと言っても四季折々の味覚狩りが楽しめます。入園料は大人500円、子供4歳以上が300円。
子供達の要望を優先しながら、いざ収穫体験。まずは、「栗拾い」。二人とも実は栗を食べたことがなくて、木から落ちているイガイガの物体を興味津々に眺めていましたが、足で挟んでイガを割ってあげると「栗だぁ♪」と大喜び。栗の木の下で蚊にさされながら一生懸命に栗を拾っていました。100グラム100円と非常に良心的な価格。お持ち帰りしなければ料金はかかりません。みんなでちょうど500グラム。

その次は、地鶏のたまご拾い。500羽を超える数の鶏のゲージの中に入って、産卵箱の中から産みたての卵をいただきます。1個50円なんですが、子供たちは調子にのって10個も拾ってきました。こちらのたまごは「天空たまご」というブランドがついているらしく、帰りがけに食べた「天空たまごプリン」というのもなかなか美味しゅうございました。

釣堀でザリガニ釣りを楽しんだ後は、「ミニトマト」の収穫。普段は野菜なんか食べないくせに、「遼くんなー、幼稚園でトマト食べたことあるんやでー!」とちょっと得意げに話すお兄ちゃん(…ええ、すっかり関西弁です)。二人で争うように山盛りの収穫。真っ赤になったトマトは確かにうまい。だけど、2パックは採り過ぎやろ!(笑)。1パック200円(…だったかな?)
休憩を挟みつつ、「しいたけ狩り」にも挑戦。・・・てか、椎茸を採るのなんて初めての体験。奥さんに教えられるがままに、傘のあまり開いていない丸くて大きいのを探してみるも、正直よくわからない。軸の部分が木に固く根付いているのが意外で、結構ちからが要りました。案の定、折った椎茸を手にして困っている子供たち。だけどこれもコツを覚えたら競争開始。100グラム250円で、約300グラムをお持ち帰り。結構な量ですよ、椎茸ですから(笑)
このあと、「ぶどう狩り」や「サツマイモ掘り」なんかもできたのですが、体力の限界を感じてここらで終了にいたしました。なかなかの楽しい週末になりましたよ。季節感が満載でしたし。
家に帰宅してからの食卓のメニューですが、「茶碗蒸し」、「椎茸とエノキのバター炒め」、「栗おこわ」、「ミニトマトたっぷりのサラダ」でした。子供たちも自分でとった野菜ですから、嫌々ながらも少しずつ味わってくれましたよ。ははは、大成功! ( ̄ー ̄)ニヤリ