最終予選組み分け

2010W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が、6月27日にクアラルンプールで実施されますが、あらためておさらい。
3次予選が1試合未消化ながら、「1組:オーストラリア、イラクorカタール」「2組:バーレーン、日本」、「3組:韓国、北朝鮮」、「4組:ウズベキスタンサウジアラビア」、「5組:イラン、UAEorシリア」が最終予選の顔ぶれとなります。
最終予選は、10カ国をAとBふたつのグループに振り分けとなりますが、シード順は2006年W杯の成績に基づき、第1シードがオーストラリアで、第2シードは韓国、第3シードがイランとなり、日本、サウジアラビアはともに1分け2敗、2得点7失点と優劣がつかないため、どちらかが第4、5シードになる予定。ちなみに第6シードはウズベキスタンらしい。
仮に日本が第5シードになってしまった場合、「オーストラリア、イラン、日本、・・・」や「韓国、イラン、日本、・・・」みたいな状況になることも考えられ、ここにややこしい北朝鮮あたりが加わってきたりなんかすると、「第5シード=死の組」となりかねません。
大義名分では「抽選による」となっているみたいですが、何が影響するかわかりません。直接対決では日本の6勝3敗1分ですが、この3次予選の成績でいえばサウジアラビアが勝ち点12をあげているのに対して日本は勝ち点11。4組のサウジアラビアの1位突破はほぼありませんが、2組の日本がバーレーンを抜いて1位突破する可能性は十分にあります。消化試合と思っていた最終のバーレーン戦ですが、やはり勝ち点3が求められることになりそうです。
また、サウジアラビアは世界第1位の産油国ですから、このご時勢に何らかの政治的揺さぶりもあるかもしれません。
 
<追記>
ご指摘をいただきました。つい先日のニュースで、現在の産油国世界一はロシアになったそうです。^^
http://japanese.cri.cn/151/2008/06/11/1@120068.htm