ETC深夜割引の怪

磐田からの帰りに、「東名→伊勢湾岸→西名阪→新名神名神」というルートで大阪まで高速を使ってきたわけですが、例の定額1000円に加えて、大都市圏の深夜割引(50%)の計算が予想を超えて複雑。
「磐田(東名)→大津(名神)」は時間帯を問わず定額1000円、「大津→吹田(名神)」は大都市圏で適用外なので別途1400円の料金が加算されます。
通常の計算だと合計金額は2400円。ところが、利用した時間帯が午前1時前後であったため、深夜割引が適用されました。深夜割引は50%となり大都市圏にだけ適用となります。
「定額区間1000円+(大津→吹田1400円)×50%=」という計算式になり、請求料金は1700円かと思いきや、出口で表示された料金は1600円!?
「あれれ?100円どこいった?」と一瞬とまどい、「まあ、安いからいいか」と思いながらも気になって仕方ありません。すると、同乗させていただいたサポ仲間が調べてくださいました^^

通常高速料金は1km29.52円+ターミナルチャージ(施設使用量)150円が課せられるそうで、大津→吹田までは40.3kmであるため
「40.3×29.52+150=1339.656(24捨25入)で1400円」
ところが、ターミナルチャージが定額1000円区間の磐田→大津間でかかっているのと夜間割引で
「40.3×29.52=1189.656(1200円) 」×50%となり、
最終的な金額が、「1000+600=1600」という算出になるのだそうです。

 
東京の方のためにわかりやすく「磐田→横浜青葉」で例えると

磐田→厚木が定額1000円、厚木→横浜青葉が850円。
単純計算で深夜割引をあてがうと、「1000円+850×50%=1450円(24捨25入)」と計算しがちです。
しかし、さっきの計算式で深夜割引を適用したとすると、厚木→横浜青葉が21.7kmなので「21.7×29.52=640.584(24捨25入)」のため650円、50%割引にすると325円(24捨25入)なので350円。
ターミナルチャージ150円は磐田→厚木区間でかかっていることになり不要。
そのため、合計金額は1350円となり、やはり100円が得になります。