泣くな権田!

新潟 1-1 東京
ロスタイム直前、コーナーキックからの混戦から、無情にも同点ゴールが突き刺さる。権田の前人未到の大記録はならなかった…。あと数分、あと一歩。目の前まできてその夢は儚くも消え去った。
しかし、権田にとって来シーズンのハッキリした目標ができたじゃないか。「年間16試合以上のクリーンシートを達成する」、これだよ。この一年、少しずつ積み重ねてきた素晴らしい経験値は、必ずや男権田をもっともっと大きくするに違いない。
オフが明ければ、チーム内で再び塩田とのポジション争いが待っているはず。その厳しい戦いに打ち勝ち、開幕戦のピッチを絶対に譲らない闘志をみせて頑張って欲しい。
チームはリーグ戦を5位でフィニッシュ。不満の声もあるだろうけれど、いちサポーターとしてこの成績には満足している。他力本願とはいえ、最後まで夢をみることができた。もちろん、終盤戦にきて目の前に何度となく転がってきた上位進出のチャンスを、ひとつでもモノに出来ていれば結果は違ったかも知れない。せめて4位まで入ることができたなら、正月まで棚ぼたの夢を見続けていられただろう。
しかし、これが現時点の自分たちの実力と認めることで、我々はもっと上を目指し成長できるものと信じている。来年こそはリーグ戦で3位以上を達成したいね。そして最終節まで優勝争いができますように。選手、監督、そしてFC東京に関わる全ての仲間に、「ありがとう」。来年も共に頑張りましょう。