HELLO NEW SEASON！

東京 1-0 横浜FM
2010年開幕戦は、古豪マリノスを味スタに迎えての一戦。
今野と森重の新しいCBコンビに、長友と椋原を両SBを擁した最終ライン。怪我明けの梶山とナオはベンチスタート。中盤のメンバーは北斗、徳永、羽生、松下の４人。FWに平山と達也。新加入組も相成って、実に楽しみな先発となりました。
注目の松下は期待通りの正確なプレースキックをみせ、序盤からチャンスを演出。右サイドに入った椋原も相当な準備をしてきたのであろう、往年のユキヒコを彷彿とさせるようなキレのあるクロスを上げ続けていました。ボランチに入った新キャプテンの徳永もバランサーとしての役割を果たし、今野と森重とともに東京のセンターラインは実に強固な門番となりました。今年は本当に良い選手を獲得しました。
試合展開はひいき目にみて五分、いや、やや押され気味の苦しい場面が多かったか。やはり、梶山を欠く中盤のキープ力の差で、相手の攻撃のクサビに翻弄されがちであったと思う。そんな苦しい時間帯も、堅固な守備で我慢強く凌ぎ、確かな技術を持って最終ラインから繋いで反撃のチャンスをうかがっていく姿勢は常にみられました。
スコアレスで迎えた後半15分過ぎから、時間制限のある梶山とナオを予定通りに投入して東京は流れを取り戻す。梶山の存在感を見るに、「真打登場」と頷かずにはいられない。抜群のキープ力。やはり凄いオトコだ。この後も東京の時間が続き、３枚目で入った赤嶺のポストプレーや長友の突破、キレを失わない平山のシュートシーンなどが生まれるが、ゴールネットを揺らすまでには至らない。
ナオは、今ひとつゲームに入れていないのかな？という心配もあったのだけど、そんな不安が漂いはじめたロスタイム。ショートカウンターから、そのナオが決定的なチャンスメイク！相手をかわしてドリブルで一気に前線へ！右サイドのシュートレンジでDFとGKを引きつけて、逆サイドの平山へ冷静なグラウンダーのパス。平山、あとは決めるだけ！東京、見事な決勝点！！今年もやってくれそうです。
2010年の大事な初戦を素晴らしい勝利で飾ったのでありました。わっはっは！