決勝トーナメント進出!

C大阪 1-2 東京

前半は、コーナーキックからヨングンがダイレクトボレーでゴールネットを揺らすもオフサイドとか、北斗のバー直撃のFKとかありましたが、全体的にはセレッソペース。ハーフタイム直前には東京の左サイドから中央へドリブルで持ち込んだ小松にグラウンダーのミドルを決められ、いやな時間帯に失点。ほとんど何もできないまま、前半を終えてしまう。この時点で、3位の仙台リードの一報。東京は勝つしかないという絶体絶命の状態に。
後半は開始早々から平山を投入。これにより前線で機転ができ、東京に反撃の機運が生まれる。早い時間に追いつきたい東京は続いて、大竹、重松もピッチへ。最大のチャンスは、右サイドを深くえぐった石川から、中央でフリーの平山の足元へ速いクロス。混戦でゴールはガラ空き!…という場面も、か、空振り。
その直後、左コーナーから平山へ。ゴールキーパーと競り合った平山が粘って、そのこぼれ球を赤嶺が左足でズドン。ようやく同点に。さらにもう1点が欲しい東京は前かかりに。乾を軸にしたセレッソのカウンターに再三ピンチを招くも、森重、ヨングンが本当にギリギリのところでこれを防ぐ。そしてロスタイム。ボードは4分を表示。セレッソからボールを奪えないまま、時間だけが無情に過ぎる。しかし、スタンドを含め試合を諦めた者は誰もいなかった。ハーフライン際でボールを奪った梶山が、そのままスルスルとゴール前へ。DFのマークを避けるように中央へ、逆サイドへ、かわしながらシュート。入った!逆転!!
東京が梶山の劇的な勝ち越し弾を決めて、ナビスコ杯予選突破(4年連続)を決めました。気持ちイイーー!!