少林サッカー

いまさらですが、『少林サッカー』を観てきました。
感想は…、かなりの「アホアホ映画」です。星五つ!いやー、すごい。日本人じゃ作れないね、こんな映画は。オープニングからわくわくさせられるものがあったんだけど、期待を大きく上回る充実ぶり。香港映画ならではのカンフーアクションに、最新のCGを投入し、監督の才能であろう飛びぬけたアホさ加減。宣伝の文句に「君はまだ本当のサッカーを知らない」とありましたけど、ある意味わかる!(笑)。たくさんのお金をかけて、こんなによくできたアホアホ映画を作った監督に脱帽です。こういった才能の有る人は、日本の場合漫画家になったりするんだろうけど、香港では映画監督になるんだな〜と思いました。タラン・ティーノでさえ「これはブッちぎりに凄い映画だ!」と評価したらしいですね。
「バナナの皮すっ転び系」のギャグと、「おいおい、それはありえねーだろー」というCG満載の「娯楽映画」です。スポ根のサクセスストーリーの中に恋愛が少しあって、ドラゴンボールキャプテン翼を実写化したような映画でした。