書かないつもりでしたが

例の事件についてはあれだ、当日は味スタにいたわけじゃないので大袈裟なコメントを残すつもりはありませんけど、一言だけ。
自分がスタジアムにいたらどうしたか?と問われれば、たぶん率先して行進に参加したと思います。なぜ?って、それが東京ダービーだから。メインもバックも盛り上げたいから。この一戦は特別なんだということをスタジアム全体に伝えなきゃならないと思うから。もし、ベルディがルールを守って川崎のままだったり、将来的に立川に移転して行ったりすればこんなことはやらないかも知れません。追い出すためにやっているわけじゃないけど、同じ本拠地で共存していくために仲良しでいる必要はないと思う。もともと仲良くはできないけれど。人数の多い浦和や鹿島相手でもやるの?という他サポの方もたくさんいるけれど、それとは全く次元の違う問題。やる意味がわかりません。ただ、灰皿を投げたバカは論外。あーいうのは投げられてナンボであって、こっちから投げたら意味ないよ*1。ただ、ファンが多くなって統率がとれなくなってきているのも事実。非常識な事態に備えて、一人でも多くのサポーターが各自自覚をもって対処できるように、そろそろ何らかの話し合いの場を設ける必要はあると思います。
オフィシャルの謝罪文については毎度あきれてしまう部分もありますが、最後の追記も必要ないし、>ゴール裏サポーターとの話合いの場を設けというのも、「ゴール裏だけがサポーター」みたいな空気が感じられてイヤですね。

*1:追記(7/12):誤解のないように追記しておくと、投げさせるように煽りにいくことを容認しているわけではないです。客観的に読み返したらそういう意味にも採られかねないと思ったので。私は、アウェイ側への煽り目的だけで攻撃的に挑発にいくことと、大声でコンコースを練り歩くことを分けて考えることができるのであれば、それぞれの意味合いはちょっと違うと思っています(同じと言われればそれまでですが)。例えば、昨年のナビスコ準決勝で試合前にコンコースを練り歩いたときは(私も参加していましたが)、直接的にはバックスタンドの青赤を煽っていたもので、間接的には相手を煽っていたかも知れないけれど、行進に参加した人の多くは純粋にダービーを盛り上げようと思って仲間を鼓舞するために参加したのだと思う。今回も大多数はそうだったんじゃないかな。その気持ちだけは決して間違っていないと思う。しかしながら、目的を履き違えて攻撃的に捉えていた人も中にはいたのかも知れない。極端な話を言えば、相手から何かを投げ込まれたらそれを投げ返すような考えの輩は容疑者一人ではなかったかも知れないということ。そういう状況下においてメインスタンドのコンコース(アウェイ側ゴール裏のコンコースに入ったわけではないが)に押しかけた事実があるのであれば、いかなる場合においてもそれが正当化されるべきではないと思っている。「コンコース練り歩き」と「アウェイ側への直接的な煽り」を分けて考えることは非常に都合よく思われるかもしれないが、多くの仲間たちは「ダービーを盛り上げたい」という純粋な気持ちをもって「仲間を鼓舞するために」参加したであろうということを確信しているからここに追記するものである。その気持ちは絶対に間違っているはずはないのだから。その手段としての行進が適切だったかということもあるし、それによってコンコースの一般客に迷惑をかけただろうという事実も素直に推測できる。当日いなかった人間に書けることはここまで。これからの事については我々がしっかりと話し合っていくこと。他所様に同意も理解もしてもらおうとは思わない。「何故FC東京が好きなんだ?」、それについて永遠にあなた方の理解を得られないのと同じことだと思うから。ただ、事件の全てを正当化しようとしているわけではないということぐらいは理解してもらえるだろうか。