食わず嫌い

相変わらず遼介の食わず嫌いが解決しないんですが、本日のメニューはちゃんこ鍋。鶏肉と鮭とうどん、それから人参は食べるんですが、あとは一切食べません。味が嫌いで食べられないんじゃなくて、好きなものじゃないものは口に入れない、という状態なので困ります。
今日は食事の前にひとつ約束をしました。「元気な子供になるために、食べたことの無いものでも、必ず一口ずつ食べること!」
「指切りげんまん、嘘ついたら遼くんはお外で寝ーる、指切った」
ニコニコと笑って約束したのはいいけれど、いざとなったらやっぱり食べてくれません。妻と二人で、いや杏樹も含めて三人で、美味しそうに色んなものを食べて見せるんですが、全く見向きもしません。まあ、いつもの光景なんですが。
しかし、たまには父親として怖いところを見せないと、いや約束したことは守らせないといけないので、今日は本気で叱りましたよ。食事の途中で、枕を持たせ玄関から連れ出すことにしました。もちろん、3歳児ですからすぐに泣いて謝りました。親としても風邪をひかせたくはないので、玄関先で脅かしただけで終わり。ところが、その後食卓に戻ってもやはり遊びに夢中で食べられず。うーん、百歩譲って白菜ひとくち、またはエノキ1本にハードルを下げてみたのですが、どうしても口に入れてくれません。そうこうしているうちに、鍋の中身は妹の杏樹が一人で平らげてしまいそうな勢い。・・・おいおい(苦笑) 仕方ないので、遼介は再び玄関へ。今度はもっときつく叱り、ドアを開けて寒空の下へ。外は凄く寒くって、本当にかわいそうなんだけど、心を鬼に。ボロボロと涙を溢れさせて泣き叫ぶ遼介。「たーべるー、たべーるかーらー(号泣)」。(┬┬_┬┬) どばーっ
結局このあと、ネギをひとくちだけ食べることができました。再び遼介は号泣。「よく頑張ったね!」。嬉しくってこっちが泣きたくなりましたが、ギューって抱きしめてあげました。「パパこわかったよぉ〜。りょうくん、りょうくん、お、おしっこでちゃったよぉ〜!うわ〜ん」。・・・あらら、ホントだ。パパのジーパンもびっしょり(苦笑)
そして一緒にトイレに行って、もう一度褒めてあげました。「えらかったねー。頑張ったねー。ちょっとだけお兄ちゃんにレベルアップできたよねー!」、「えー、れべるあっぷー?(ぐすん)」、「うーんとね、ポケモンに例えたら、ピチューピカチュウに進化したようなものかな」、「そっかー!やったぁー!あしたもネギたべれるよー!(喜び)」
来年からは幼稚園生。給食もあって、食べず嫌いもいずれ克服できるようになるとは思うけど、親子一緒に少しずつ大きくなっていければいいなと考えています。でも今日はちょっと疲れたなー(笑)