弾けよう盆地でも

最高の天気に恵まれ、甲府盆地の上空は雲一つない青空!気温25℃、スタジアムは公園の緑に囲まれ、メインスタンドはアルプスの山々を背負い、観客席には心地よい風が流れ、なんとも素晴らしい景観でした。
さて、試合のほうですが、正直なところ倉貫抜きの甲府にやられたらまずいなと。注意すべきはバレーと藤田だけかなーなんて思ってました。そんなことを考えていたらさっそく、「××××× バレーに気をつけろ!」のコールが。舌を噛みそうな早口で。笑いました(笑)。キックオフ後は予定通りの東京ペース。それにしても甲府の応援歌はどこかで聞いたことのあるメロディの連続。ブラジルやカモン甲府、…だけならまだしも、コーヒールンバってあんた、何か物を投げつてもらいたいんですか?(笑)。行進するスペースも無いんだけど。そして油断してたらカウンターからまさかの失点。ありゃりゃ…。だけど流れは全く悪くないし、そのうち追い付けるなという気配ムンムンでした(実は、一方的に攻めてる感じはあったけど、こっち側のゴール裏からは何が起こっているのかよくわからなかったというのは内緒、苦笑)。前半はGKの阿部が当たりまくってましたね。3〜4点は防がれたんじゃないでしょうか。時折みせる、甲府のスピーディなパス回しとサイドバックの駆け上がりには、ちょっぴり脅威でしたけど。
後半。開始早々に藤田が引っ込んだのも幸いし、今度は東京の鮮やかなパス交換から川口が、いやノブオが押し込んで同点。流れるような連携とはまさにこのことですね。その後、カウンターから決定的シーンを作られてシュートがバーを叩いたりというピンチ(肝を冷やしました)があったけど、続くCKのチャンスにルーカスがヘッドで勝ち越しゴールを奪うと、場内一気にヒートアップ。高いラインの甲府DFをあざ笑うかのように、リチェーリとノブオが何度も裏へ抜け出し、終了間際にはファーサイドでフリーになったルーカスが駄目押しのゴール。ボールを巻きながらファーサイドのゴールネットを揺らすという、まるでブラジル人みたいなゴールでした。いやぁ、会心のゲームでした。スタジアムの食事事情は、ビールを買うのに30分以上並ばされたりと評判通り最悪な部分があったけど、これ以上ない勝ち点3というお土産ができたので満足です。
 
余談。帰りの高速バスで、ツアーバスの前の乗用車が突然にスピンして大クラッシュ!運転手さんの見事なハンドル捌きで追突は回避したものの、かなり怖かったです。自損の乗用車の人は無事だったみたいですけど、私も大阪に帰るときは安全運転で行こうとあらためて肝に命じた場面でした。新宿に着いたあとは、この人ひごのれんのラーメンを食いながら乾杯。話題は主にお互いの娘の自慢話など(笑)