北斗!

横浜 0-1 東京
予想外の梶山の負傷交代。左足を後ろから引っ掛けられて、変な風に捻ったみたいですね。一度ピッチに戻ったことで悪い影響がでないといいのですが…。どちらにせよ、水曜日のナビスコは梶山抜きが濃厚でしょうか。
中盤でタメを失った東京がどうなるか心配でしたが、交代出場した中村北斗がいきなりやってくれました。まずはファーストタッチを思い切ってシュート。大きく枠を外しましたが、これで北斗のエンジンに火がついた。ボールを持つと臆することなくドリブル突破。「まだ若干左足に痛みはある」というのが嘘のようなプレー。極めつけは、コーナーキックからのこぼれ球を冷静に狙いすまし、左足でズドン!強烈な球筋はゴールポストをかすめ、乾いた音を残しながらネットに吸い込まれていきました。ちなみにアシストは平山か。
おおお!長いリハビリ期間を抜けたら、いきなり完全復活じゃんか!待ってたよ、北斗。東京へようこそ!!
試合後の城福さんのコメントにもありましたが、スタートの10試合を終えた東京はJ1最多失点チームとなってしまいました。ならばこれからの10試合はJ1最小失点チームになってやろうじゃないか。その言葉通り、残り時間+5分という長いロスタイムを凌ぎきって、前節に続いての完封試合。権田はスーパーセーブを連発し、今野を中心とした守備陣は実に安定していました。最終ラインから前線まで、全員が忠実に役割をこなし、誰ひとりとして集中力を切らさなかったですね。得点こそ1点ですが、内容はかなりいい。
 
昨日のブログをいろいろと巡回してみたところ、福岡のサポーターによる北斗のエントリーが多いこと多いこと。本当に愛されていた選手なんだなぁということをあらためて感じました。