カボレ続報

ネットを巡回してみたら、カタールAl-Arabi SCというクラブのホームページにカボレの顔写真が載っていた。

アラビア語の自動翻訳によると、すでにメディカルチェックを終え、あとはサインをするだけという状況のようです。
 
…こんな話もありますが、カボレ出国時点での知り得た情報を書いておきます。あくまで昨日現在の話。(正直なところ、まだどんでん返しはあると思っています)
 
まず、カボレには具体的なオファーは届いていなかったようです。関西空港では、帯同していた背の高い白人が1人だけいたのだけど、あれはカボレ代理人ではなく、中東の代理人カボレには各方面から問い合わせがあったのだけど、その多数は中東で商売をする代理人からの売り込みで、今回カタール入りしたのはカボレ本人の希望であるらしい。ただし、決して東京から移籍することを希望しているのではなく、中東の移籍市場がクローズする前に自分の価値を確認したい、そして実際に中東のリーグの現状がどのようなものか自分の目で確認したいというものだそうだ。移籍市場がクローズするまでの日にち(登録期限9/10)がどんどん迫ってきて、方々の中東代理人からは仮オファーの打診が届くが、待てども待てども正式オファーが届かない。そういった状況で、カボレは精神的に非常にナーバスになっていたそうです。そんな中途半端な気持ちでプレーするのは、自分のためにもチームのためにも良いことではない。そこで、カボレ本人が決断したことは、売り込みにきた代理人の力を借りて、まずは直接現地へ行ってみよう。そこで良いオファーがなければそれまでだし、仮にオファーがあったとしても東京を含めた選択肢の中でしっかりと考えたい。待っているだけで、選択肢の機会を失ってしまうことだけは短いサッカー人生を無駄にすることになりかねない、というものでした。
来期から胸スポンサーが抜けることを考慮しての本人の希望でもあるし、フロントとしても破格のオファー(あくまでも代理人の想定?)を無碍に断れない台所事情もある。まずは本人の希望にそってチャレンジだけはさせてあげようとなった。なので、いくらカボレに好オファーが届いても、フロントが納得する違約金を引き出せなければ移籍は成立しない。それから、カタールだけではなく、UAEにも立ち寄るかもしれないとのこと。そのあたりは流動的で、フロントとしても把握できていないようです。
 
今回の騒動はどのように決着が着くか全く予断を許さない状況ですが、どのような結果になるにせよ一両日中には明らかになります。ここまで話が進んでいて、交渉がまとまらず残留決定となる可能性もまだまだあります(笑)。そうしたら、みんなでカボレソングで出迎えてやりたいですね。