チキンラーメン手作り工房

池田市にあるインスタントラーメン発明記念館で、「チキンラーメン手作り体験」をしてきました。
記念館自体には過去に何度も来ているのですが、これまでは予約が不要の「記念館の展示」を見たり、「マイカップヌードル」を作ったりといったものでした。これらはこれで飽きることなく面白いのですが、今回は記念館の2階で「チキンラーメン手作り体験」(要予約)をしてきたのでした。マイカップヌードルは、カップのデザインや具材選びが主であるのに対して、チキンラーメンのほうは、小麦粉をこねるところから本格的に体験します。予約待ちがスゴイんですが、たまたまポッカリとキャンセルが出たみたいで直前に予約ができました。(体験料金は小学生300円/中学生以上・大人500円)
 
 
作業は2人一組になって行います。
まずはこねる作業。ボウルに小麦粉と水を入れてしっかりと掻き混ぜます。少しずつ小さな玉ができてくるので、さらにこねて大きなかたまりにします。

めん棒を使ってしっかり延ばします。体重を乗せてしっかりと押しましょう。
  
次に、製めん機を使って生地を延ばしていきます。2センチくらいの厚さにして、製めん機に入れてハンドルを回します。さらに半分にしてハンドルを回し、今度は裏返しにしてハンドルを回し、両サイドを内側に折ってハンドルを回し…。こんな作業を10回繰り返して滑らかな生地を作ります。
 
生地を袋に入れて発酵させている時間を使って、パッケージにお絵描き。製造年月日も忘れずに記入します。
  
発酵させた生地をさらに薄く延ばす作業。だいたい0.7〜0.8ミリのペラペラの生地になります。ハンドルのスピードが素早く一定でないと、厚さが均一になりません。この過程で、一人が製めん機の切り刃で生地を細く長い麺にしていき、もう一人がハサミで20セントくらいに切っていく作業があります。コンビネーションも大切。
 
軽く手もみした麺を計量して、ちょうど100gになるようにします。子供達は結構苦戦しながらやっていました。
 
麺を蒸らしている間に再びお絵描きタイム。あらゆるザルや器には参加者の番号が記入してあり、自分が作った材料の間違いがないように考慮されています。
  
蒸し上がった麺をボールに入れたら、麺に味付け。熱々の麺にゴマ油、調味料を素早く混ぜていきます。とても熱いけど頑張って満遍なく混ぜ合わせないといけません。がんばれー。
 
 
チキンラーメン型にめんをつめ、160℃の植物油で揚げます。この作業はガラス越しに見学となります。カラっと揚がった麺は、次に乾燥して冷却されます。
  
オリジナルのデザイン袋を持って、スタッフさんに袋詰めしてもらうと完成。このときに麺の残りカスを食べさせてもらえます^^
 
この手作り体験は90分なのですが、感覚的にはあっという間でした。本当に楽しくやってました。子供だったら300円で、しかも写真のバンダナと自分で作ったチキンラーメン、それから工場で作った製品のチキンラーメンもお土産にもらえたりとお得感満載。意外と大人同士のペアや団体もいたので、来年の大阪遠征の際にはぜひぜひ体験していってもらいたいです。予約は3ヶ月前から可能です。本当にお薦めです!